健康・美容用語集 ほ

ホホバオイル

ホホバオイルは、北米の砂漠地帯が原産の常緑性かん木の実からとれ、すぐれた保湿機能のあるオイルである。
ホホバオイルは皮膚への浸透性が良く、刺激性のないオイルであり、敏感肌用スキンケアのベースに使われる。
ハンドクリームやベビー用乳液といった基本的なもののほか、肌と毛髪の柔軟性を保つオイルなので、ヘアケア製品の原料にも使われる。
ベタつかず、やや黄色実をおびたほぼ無臭のオイルであること、にきび肌、湿疹、乾燥肌、脂症肌などに対してもオールマイティなことから、アロママッサージのキャリアオイルとして、幅広く使われる。
オイルは通常、開封すると酸化して品質が低下してしまうが、ホホバは品質が安定しており、ほとんど腐敗しない特長がある。

保健機能食品

保健機能食品とは、病気の改善、予防のために摂取する食品の総称である。
保健機能食品は、科学的データを提出し認可を受ける必要のある「特定保健用食品」と、認可を受けなくてもビタミン類、カルシウム、鉄分など、特定の栄養成分を一定量含んでいれば販売できる「栄養機能食品」の2つに大別される。これらの分類は、保健機能食品制度として、平成13年4月1日より施行された。
前者では、「この食品は~といった効果があります。」というように記載できるのに対して、後者は「この食品に含まれている~には~のような効果があります。」といった表記をする。健康食品ブームにより、効果・用途があいまいまたはいい加減に記載されるのを防ぐためにこれらの分類がなされている。

ホワイトニング

ホワイトニングとはいわゆる美白を目的とする行為のことである。
ホワイトニングは外的環境から皮膚を保護し、メラニン色素の生成を抑えることにより日焼けを起こしにくさせ、また肌の潤いを保つことを目的としている。
紫外線や乾燥した空気、温度差、不規則な生活といった外的ストレスによって肌機能が低下すると、肌はダメージを受けやすくなってしまう。このような外的環境から肌を守るために、過剰にメラニンが生成されたり、角質肥厚などがおこる。
その結果、肌は、シミ・そばかすができやすくなるだけでなく、乾燥してくすんでしまう。
ホワイトニング化粧品はこのような状態を改善し、ビタミン及びしステインなどのメラニンを分解する成分を配合している。

ポリフェノール

ポリフェノールとは、ほとんどの植物に含まれている色素や渋み・苦みの成分のことで、約5000種類以上もあると言われている。
ポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きがある。
ポリフェノールの効能としては、殺菌効果・肝機能向上・脂肪吸収抑制・女性ホルモンバランスの調整・血圧降下・発癌性物質の除去・ストレス抑制などがある。
有名なポリフェノールと言えば、お茶のカテキンや大豆イソフラボン、赤色色素のアントシアニンなどがある。