健康・美容用語集 そ

ソフトフォーカス

ソフトフォーカスとは、メイクの際に皮膚の凹凸や小じわをめだたなくし、全体をなめらかに、かつ顔の輪郭をやわらかく見せるメイク方法である。
ソフトフォーカスにするためには、メイクのベースとなるリキッド、パウダーなどメイクに使う素材がポイントになる。
さらにメイク前の肌の調整では、夏なら汗に、冬は乾燥しないよう注意する。
塗り重ねると返って凹凸が目立ち、厚ぼったくまた粉っぽくなるので、できるだけ粒子の細かい素材のベースを使うことが必要である。特にパールパウダー配合のものは、肌の手前で光を拡散・反射させるため、白くみせることにも効果的。
でも、凹凸で一番問題なのは毛穴であり、ふだんから毛穴ケアにも心がけよう。

ソルビトール

ソルビトールとは、広く植物界に分布し海藻類、柑橘類やバラ科の果物(リンゴ、プラムなど)に含まれる天然の甘味料である。別名:ソルビット。
ソルビトールは、一般にはブドウ糖から合成され、砂糖の約60%の甘さをもつ。
口中で溶解する際に周囲から熱をうばい、さわやかな冷感がある。甘味料のほか、加熱に強い、脂質やでんぷんの酸化・劣化を防ぐなどの機能がある。通常、安全性に問題はないが、緩下作用があるため、ソルビトールが入ったものを沢山たべると下痢をする。
歯磨きの潤滑剤、自然派化粧品、あるいはハーブ化粧品などに入れられる。
化粧品成分としては、グリセリンと同等の吸湿性があるため、肌の角質細胞に潤いをもたらす湿剤・柔軟剤に使われる。

ソルビン酸

リウムソルビン酸は抗菌力はあまり強力ではありませんが、水によく溶けカビ、酵母、細菌と幅広い効き方をするため、保存料としてさまざまな食品に用いられています。
自然界にもナナカマドの未成熟果汁中に存在し、ソルビン酸の名はこのナナカマドの学名Sorbus commixtaから付けられました。
ソルビン酸は、現在では合成できるようになり、食品添加物として、チーズ、食肉製品、イカくん製、漬物類、みそなどの保存料に使用されている。
また、化粧品の保存料として、化粧品を微生物から守り、最後まで安全に使用できるようにするために用いる。
しかし、これら合成のソルビン酸は、残念ながらアレルギーや喘息、花粉症や皮膚炎などを起こしやすいため、表示成分として明記されることになった。発がん性も疑われているので、気になる方は必ず表示をチェックすることである。

そばかす

「そばかす」は、医学的には「雀卵斑」といい、顔や背中・胸元など日光(紫外線)のあたる場所に、大きくて小豆大の円形状の淡褐色の炎症症状のない色素斑です。
「そばかす」は遺伝性を持っている症状です。主に思春期以降から目立ち始めます。
皮膚組織の中にある「メラニン色素(茶褐色の色素)」が、異常増殖または色素沈着することによって起こり、一番の原因は日焼け(紫外線を浴びること)といわれています。
肌の基底層には、色素形成細胞とも呼ばれる"メラノサイト"という細胞が点在しています。
普段はメラニン色素をつくって皮膚細胞に送り出していますが、強い紫外線に肌があたると"メラノサイト"がメラニン色素を大量に発生・生成してしまいまい、肌が黒くなります。
この異常発生したメラニン色素が色素沈着すると、シミになります。
そばかす、くすみも原理は同じでくすみは血行不良等も関係してきます。